さくらねことは?
不妊手術済みのしるしとして、手術の際に耳先をさくらの花びらの形に小さくカットした猫のことです。
この耳のことをさくら耳といい、しるしをつけることで手術済みであることや面倒を見ている方がいる猫であることがわかります。
飼い主のいない猫に対しさくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印をして耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として、殺処分の減少に取り組む活動です。
地域猫とは?
地域猫活動とは?
野良猫にエサやりや不妊去勢手術をするなど適切な管理を行い、野良猫の数を減らすことで野良猫問題を解決し、住みよい地域をつくるための活動です。
飼い主のいない猫を地域猫として管理し、今以上に増やさないことと、地域環境の中で出来るだけ快適に長生きできるようにしようという取り組みです。
野良猫を増やさないために、屋内飼育をする、不妊去勢手術をする、終生飼養をすることが大事です。
TNRとは?(Thrap-Neuter-Return)
Trap(トラップ)捕獲する
Neuter(ニューター) 不妊手術する
Return(リターン): 猫を元の場所に戻す
殺処分とは?
殺処分とは動物保護施設や動物愛護団体が、保護した動物を人為的に命を奪うことを指します。
殺処分の原因としては飼い主の飼育放棄、ペットの迷子、飼い主のいない犬猫の繁殖の増大などがあります。
また保護団体が収容したりした場合に里親や飼い主が見つからず施設の収容能力を超えた場合などに行われることがあります。
ただし、殺処分は最後の手段とされできるだけ避けるべきで、不妊手術や保護活動、里親募集活動などを通じてできるだけ多くの猫たちが安心して生活できるようにすることが大切です。
また、飼い主の責任も重要で猫を飼う場合不妊手術を行うことや、適切な飼育環境を整えること、定期的な健康管理を行うことなどが求められます。
猫を手放す場合もできるだけ里親探しをするなど責任を持って行動することが必要です。


日本の猫の殺処分は現在でも多くの動物保護団体や愛護団体、個人の努力によって減少傾向にありますが依然として数が多いという課題があります。
具体的な数値は厚生労働省の調査によると、2020年における犬や猫の保護施設への収容数は犬が17,791頭、猫が40,735頭でありそのうち猫の殺処分数は5,792頭でした。
このような状況を改善するためには、以下のような取り組みが必要です。
不妊・去勢手術の普及
猫が増えすぎる原因の一つとして、不妊・去勢手術を受けていない猫の繁殖が挙げられます。このため、不妊・去勢手術の普及が必要です。
里親募集活動の推進
保護された猫たちには里親が必要です。保護団体や動物愛護団体が里親募集活動を行うことで多くの猫たちが新しい家族に迎えられるようになります。
猫の譲渡における責任の明確化
猫を飼う場合には、その責任を理解し適切に飼育することが重要です。
そのため猫の譲渡においては飼い主と譲渡先の責任の明確化が必要です。
動物愛護教育の充実
動物愛護教育を通じて猫や他の動物に対する愛情と責任を理解することができるようになります。
このような教育が猫の殺処分を減らすためにも重要です。
以上のような取り組みによって日本の猫の殺処分が減少し猫たちが安心して暮らせる社会を実現することができると考えられます。